2019/9/12、19の2日間、倉敷市立倉敷支援学校の中学部1年生14名を対象に、岡山県で生まれたニュースポーツ「ディスコン」の体験会を実施しました。
●学校側ニーズ
ニュースポーツを通じて障がいのある生徒が、まず「楽しさを得る」次に「何ができたか考える」という場を作りたい、地域の方々と共にスポーツを楽しむ機会を持ちたい。
●スポーツ推進委員のスタンス
倉敷市スポーツ基本計画にある障がい者スポーツ指導員等の養成と普及・促進という2つの目的を持って開催しました。
①1日目
・通常のルールとコートサイズ
・体験はルール説明とディスクの投げ方指導
・対戦形式で試合の実施
↓︎
・ルールが難しく理解できない
・ディスクをうまく投げられない(コートも大きい)
というような課題があり戸惑いが大きいように見えた
②2日目
・ルールを変更(単純化)
目標に近いチームが投げる➡︎交互に投げる
得点制➡︎目標に近い方が勝ち
コートサイズを小さく
・ディスクを投げる練習時間を増やした
・対戦形式は時間制の1回のみとした
↓︎
・ディスクを投げるコツをつかみ投げれるようになった
・交互に投げて近い方が勝ちの勝負を理解しやすくなった
という事で試合では
・目的を持って投げて目標の近くに投げられて喜び
・勝ち負けが判りゲームをリードすると歓声を上げてとても楽しんでいた
生徒の反省会では
・投げたディスクが裏返って相手側のものとなり負けたエピソードも紹介された
★2日間実施した成果として
2日目に生徒に合わせ柔軟にゲームすることで
・生徒たちが考えて楽しむという普段とは違う一面を見せた
・指導員として普及、促進のための貴重な実体験が出来た
次への第1歩が踏み出せたような気がする
倉敷市スポーツ推進委員の参加者
(1)第1日目 畝木、伊藤、小野孝、中村俊、草野、渡辺、大岸、高橋賢、岡村(水島)、定岡(児島)
(2)第2日目 畝木、荒川、小野孝、中村俊、大森、渡辺、難波健、難波恵、大岸、高橋賢
岡村(水島)、向井(児島)、事務局(細田、中島)