2019.12.27
令和元年10月27日に浅口市天草公園体育館で開催された「日本フライ級王座決定戦」で見事、日本タイトルを獲得された、倉敷守安ボクシングジムのユーリ阿久井 政悟 選手と同ジム会長の守安 竜也 様が、12月25日に伊東市長を訪問されました。
このタイトルは、日本ボクシングコミッション(JBC)の認定では1947年に初代王者が誕生し、国内では創成期からある最古クラスの王座です。第57代王者の王座返上に伴う空位の王座を争ったもので、阿久井選手は第58代目王者となられました。
【ユーリ阿久井 政悟 選手のプロフィール】
生年月日:1995年9月3日(24歳),出身地:倉敷市
経歴:
倉敷北中学校→倉敷翠松高校→環太平洋大学へ進学
父(倉敷守安ジムでプロ第1号選手)の影響で中学生からジムに通い始め、倉敷翠松高校時代の2・3年時に選抜、インターハイ等の各全国大会に出場し、国体では入賞も。同期には現在プロの世界王者(井上拓真 選手)がいる。
環太平洋大学に進学後の2014年4月にプロデビューし、2015年の全日本ライトフライ級新人王を獲得。
プロ戦績は17戦14勝(10KO)2敗1分。
【倉敷守安ボクシングジム(所在地:倉敷市浜ノ茶屋)】
都窪郡山手村(現・総社市)出身の現会長、守安竜也氏(1981年にジュニアウエルター級王者)が選手引退後の1987年に開設。当初は倉敷市浅原に所在し、ジム名も「守安」「岡山守安」を経て、岡山初の世界タイトル戦を倉敷市内で興行(1999年)するのを機に現名称となる。
今タイトルでは、同級2位の小坂選手〔真正ジム所属(神戸市)〕に対して、試合開始直後から強烈な右ストレートなどを浴びせてダウンを奪い、初回2分16秒、圧巻のTKO勝ちを収め王座を獲得されました。
小学生当時はサッカーに熱中していた少年が、かつて父が飛躍を目指して通っていたジムの門をたたき、日本王者にまで上り詰めました。
生まれ育ったこの倉敷の地で、小さかった闘志の炎が父から子へ確実に受け継がれ、今まさに大きく燃え上がっています。
ユーリ阿久井選手の、今後ますますのご活躍を期待しています!!